史上最強の大臣

こんばんは(^o^)/
今日も一日お疲れさまでした!
お盆休み明けで現実逃避したい一日を過ごされた方も多いのではないですか?(^_−)−☆

かくいう僕もその一人(^_^;)
やらなあかん仕事が満載なのについ手を出したこの本。

『史上最強の大臣』
この本は『史上最強の内閣』という作品の続編です。
今の内閣は二軍で平時担当。国難に陥ったときに備えて京都に『一軍内閣』が密かに存在していた…というテーマで描かれたのが『史上最強の内閣』で、現実社会の出来事や人物を巧みにパロディ化し、北朝鮮問題の核ミサイル問題を解決してしまう、というストーリーでした。
そして続編である『史上最強の大臣』。小学館文庫のサイトからそのあらすじをご紹介すると…

北朝鮮の核ミサイル問題を収め、京都に帰った二条内閣。彼らのもとに、全国学力テスト最下位に悩む大阪府知事がやってきた。府知事のたっての依頼で、二条内閣は裏方として教育問題に取り組むことにした。しかし、京都御所に忍者が放たれ、閣議の会話を盗聴されてしまい、二条内閣の大阪府への協力が白日の下となる。しかも、テレビのニュース番組で、二条内閣は軍国教育を推進させていると猛烈な批判を浴びる事態に発展。さらには、全団連なる怪しい団体まで登場し、大阪は一触即発の事態に。果たして、史上最強の内閣の行く末は?

この本の作者は『室積光』といいます。
もとは『福田勝洋』という芸名で活動した役者さんでした。
…僕の世代以上の方なら『3年B組金八先生』に登場する『体育の伊東先生』と言えばお分かりいただけるでしょうか?
いま、CSのTBSチャンネルでちょうど第一シリーズが放送されていて、その番宣を観てこの本のことを思い出し、本屋で買い求めたんです。
やっぱり面白い!
イッキ読みしてしまいました(^_^;)
設定やストーリー構成もさることながら、登場人物のネーミングセンスが秀逸なんです。
政権交代したときの『民権党』の首相が『鷹山』。
その次の首相が『管良内人(くだら ないと)』。その内閣の官房長官が『万国』。
そして一軍内閣に仕事を持ち込んでくる大阪府知事が『町本通(まちもと とおる)』。
このメンツが繰り広げる言動も、言い回しや表情が思い浮かぶような描写で読んでいるうちにニヤリと笑ってしまいます。
これ以上詳しい内容は差し控えます。
是非読んでみてください(^o^)/
あ、前作を読んでなくても大丈夫な構成になっていますが、通しで読むときっとハマります(^_−)−☆