ツナグ。

こんばんは(^O^)/

今日も一日お疲れさまでした!

午前中。
大阪は西淀川区にある『西栄寺』っていうお寺さんの『こころ塾』というイベントにお邪魔させて頂きました。
毎月第4水曜日に開催されているこの企画、今日が101回目でした。
…なんか奇遇(笑)
今日の企画の目玉が『火垂るの墓』の朗読劇。
この企画の実施には、僕も微力ながらお手伝いさせて頂きました。

葬儀業界に居た頃、業界のイロハも分からない新人の僕に優しくご指導頂いたのがこのお寺の先生方です。
誤解を恐れずに言います。

『宗教者ってなんなん?』

そうギモンを感じるような理不尽な寺院神社教会関係の方に怒られる毎日の中で、

『宗教はサービス業。辛い思いをした方に寄り添う事こそが自分たちの役目』

西栄寺の先生方の在り方やご遺族への接し方を通して、僕はそんな思いを強くしていきました。

その頃から何かと気にかけ、可愛がって頂いたのがこの西栄寺の『榎本勝彦』先生です。

長身でスキンヘッド。

ニコッと笑わなければその筋の方に間違えられそうな(←先生すみません!)方ですが、本当に心優しくまた勇猛果敢な実行力を兼ね備えた方で、今は東京に単身乗り込んでゼロから別院を作り上げて居られます。

ふとしたキッカケでFacebookで知り合った朗読劇団『うぃっしゅ』主宰者の『五十嵐有香』さんから、7月末に連絡を貰い、この夏に何処かで発表できる場はないでしょうか?と聞かれたとき、最初に浮かんだのが西栄寺さんであり榎本さんでした。
直ぐに電話をしたところ快諾をくださり、ご担当の方に引き継ぎをしてくださいました。

そして今日。
150人近くの方の前で朗読劇『火垂るの墓』が始まりました。

衣装こそ着ておられるものの、動きもなく『声』と『ピアノ伴奏』のみにも拘らず、そこには確かに『戦中の西宮』があり、二人で身を寄せ合う『清太と節子』が居ました。


クライマックスに近づくにつれ、すすり泣きやハンカチで目頭を押さえる方が増えていきます。
…僕もその一人でした。

ただ、僕の涙は少し周りの方と違っていたかもしれません。
物語に感動したのは勿論ですが、人と人との縁というものの素晴らしさ、そしてその場に居合わせることの有り難さ…僕の涙のモトはそこにありました。

僕は本当に素晴らしい人と繋がって『生かされ』ている…心からそう思いました。
そして夜。
打ち上げの席にて。榎本先生から挨拶のメチャ振りをされましたが(笑)ちゃんと自分の想いをお話することができました。
素晴らしい出会いに、全ての人に感謝です(^O^)/