誕生日に思う。

こんばんは(^O^)/

45才になりました!

ビックリするぐらいたくさんの方からお祝いのメッセージをいただき、感激しております。

本当にありがとうございます。


僕の誕生日と切り離せないもの…それは金木犀です。

以前フェイスブックでも書いたので重複してご覧になる方には申し訳ありませんが、しばらくお付き合いください。


実家の庭に、金木犀が植わっています。
毎年この時期には部屋の中まで濃厚な匂いが入り込んで来るのですが…僕は大嫌いでした。
幼稚園の便所(便所と呼ぶに相応しい汲み取り式)の芳香剤がサ○デーのキンモクセイだったので、イメージが良くなかったのと、濃厚な薫りに押し付けがましさを感じて好きになれなかったのです。

でも…この木にまつわる話を聞いてから特別な存在になりました。

実家の金木犀は、今は亡き父が植えたものでした。

「金木犀は丈夫で放っておいてもすくすく育つ。そして…毎年この子の誕生日の頃、いっぱいの花と薫りでお祝いしてくれるから」

酒好きで女好きでどうしようもない人だったけど、この一言で30年の結婚生活を過ごして来た… 父の通夜が終わって、あらかた通夜振舞も済んだ頃、ビールのグラスを片手に母がポツリとそんな話をしました。
初めて知る父親の一面でした。

…やるやん、お父ちゃん。。。

「そ~やったんや。ほんなら、昔酔っ払ったときに良く言ってた、『俺は若いころ13人の女といっぺんに付き合ってた』ってのもホンマかもね、そのマメさは(笑)」

って言ったら、父方の叔母が

「あ、その話ホンマやで(笑)」

って言ってみんなで笑い泣き。。。


父が亡くなってもう13年経ちました。

そして、実家の金木犀も40年以上なんの手入れもせず、「巨木」って感じでにまで育っています。金木犀も僕も、ホンマに丈夫に育ててもらいました。この木は、この花と香りは…僕にとって父そのものです。


腕の良い理容師でした。

休みの日には在宅療養されてる方の自宅へ出向き、散髪のボランティア(当時そんな言葉なかったですけどね)なんかもしてました。

腕一本で生きてきたことの凄さ、自分が士業として独立して改めて尊敬しています。


…とはいうもののそんなところは見習わず、なぜか酒の呑み方だけソックリなんですけどね(笑)

今日は桂花陳酒でも呑むか(^O^)/


因みに金木犀の花言葉は  謙虚、謙遜、真実、真実の愛、初恋、陶酔  だそうです。

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コメント: 2
  • #1

    井川義夫 (月曜日, 05 10月 2015 00:36)

    あったかぁいお話Σd(ゝ∀・)ァリガトォ♪みんな色々な性癖がおありでしょうが関さんにはかないまへんなぁ!マジで・・・・・

  • #2

    Yoshinobu Ikeyama (月曜日, 05 10月 2015 00:56)

    コメントありがとうございます!
    …性癖ってなんの話でしょう??